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- ID:
- 35325
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0419
- 見出し:
- 国産木材で働き方変革、内田洋行と無印良品が共同提案
- 新聞名:
- Itpro
- 元UR(アドレス):
- itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/041900509/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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内田洋行と雑貨店「無印良品」を展開する良品計画は2016年4月18日から4月20日にかけて、共同開発したオフィス向け家具の新商品を公開している。
共同開催する新商品発表会の会場は、東京・中央区の内田洋行新川本社。
企業や官公庁、自治体、設計事務所などの担当者を対象に実施している。
内田洋行と良品計画は2016年4月7日、法人向けオフィス作りでの協業を公表した。
新商品発表会はこの協業の一環だ。
2社は今後、新商品をそれぞれ販売するほか、企業や官公庁、自治体といった法人に向けて、働きやすいオフィスの提案活動を共同で進めていく
共同開発したオフィス向け家具は、ワークデスク、ワークテーブル、ユニットシェルフ、ベンチの4分野の製品。
価格は7万円台からだが、企業のオフィスに合わせてしつらえることが可能だ
写真●デスクの天板などに国産木材を採用している(上)。
角材を作ったときに出てくる端材の丸みがある部分を加工。
張り合わせることで集成材にしている(下)
特徴はいずれも、国産木材を多用していること。
デスクやテーブルの天板、シェルフの棚板、ベンチの座面や背もたれに採用している。
しかも採用している木材は、杉の丸太を角材にする際に残る端材を集成したものだ
日常的に利用していても、湿度や温度などで反らないよう、端材の張り合わせ方を工夫することで、厚さ5センチほどのパネルに集成。
中空部分を作り軽量化を図りつつ、オフィス家具に求められる強度を実現させている。
なお、デスクの脚や幕板、シェルフの枠には黒いスチールを採用している。
新製品の開発に携わった内田洋行グループのデザイン会社、パワープレイスの若杉浩一シニアディレクターは、「日本は国土の6割を占める世界有数の森林を持っている。
それにもかかわらず、木材の国内自給率は3割程度にとどまる。
国産の木材をもっと生かせば、殺伐としがちでビジネスライクなオフィ
ス環境を、感じのいい“ライク”な環境にできる」と話す
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