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- ID:
- 35102
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0318
- 見出し:
- 県産材五輪供給へ協定 県が伐採、加工3団体と
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20160317-OYTNT50179.html
- 写真:
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- 記事
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2020年の東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(東京都)などの建築資材に県産木材を使用してもらうため、県は県有林のカラマツを伐採、加工、供給する事業者グループ3団体と協定を結んだと、17日の県議会予算特別委員会で明らかにした。
県県有林課によると、新国立競技場の建設には屋根に1800立方メートルの木材を使用し、内装や構造部分などにも木材が多用される予定。
使用木材は、国際NGO「森林管理協議会(FSC)」(本部・ドイツ)の認証を受けたものが条件になるとみられ、県は既に、県有林のほぼ全域となる約14万ヘクタ
ールがFSC認証の森林となっている。
同課では、東京五輪の会場となる新国立競技場と有明アリーナ(東京都)について、県有林のカラマツなど計3万立方メートルの供給を決め、県有林の伐採や加工などを行う事業者グループを昨秋から募集していた。
今年2月までに計1万2800立方メートルの木材について、3団体と協定を結んだという。
事業者グループに参加する、建材を扱う商社「七保」(甲府市)の天野睦夫社長は、「オリンピック会場に山梨の木材が使われれば、県内の林業にとって大きな誇りになるはず。
使用されるようにアピールを続けていく」と話している
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