v11.0
- ID:
- 35025
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0308
- 見出し:
-
これが京都初の木造4階建てビル!…2時間燃えても残る木柱を全国初採用、「京都木材会館」完成
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/west/news/160308/wst1603080020-n1.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
全国で初めて2時間の耐火性能を持つ柱を使った木造4階建てのビル「京都木材会館」(京都市中京区)がJR二条駅近くに完成し、7日に関係者を集めた式典が行われた。
府内に4階建ての木造ビルが完成するのは初めてという。
同館1階の柱6本には、建築関連業のシェルター(山形市)が開発し、2時間燃えても木製の柱の芯の部分が残るように、木材の周りに石膏(せっこう)をまいて加工した建築部材を採用。
建物の内外装は京都産の木材を活用し、設計施工も地元業者が手がけた。
この日の式典で、京都木材協同組合の乾康之助理事長は「京都産木材の利用が進めば」とあいさつ。
自民党の伊吹文明衆院議員は「(2020年)東京五輪の会場で国産の木材が多用される予定で、同館はそのモデルケースになる」と述べた。
総工費は約2億6000万円で、費用の一部は国土交通省の補助金でまかなう。
同館の老朽化に伴い、約1年がかりで建て替えた。
完成した建物の1階は店舗が入り、2階は同組合などのオフィス、3~4階は賃貸マンションになっている
fff: