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- ID:
- 34837
- 年:
- 2016
- 月日:
- 0214
- 見出し:
- 舟越彫刻「発想がすごい」 2個展レセプション
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20160213-OYTNT50291.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
津市大谷町の県立美術館で開かれている彫刻家舟越桂さん(64)の個展「私の中のスフィンクス」と「スペインの彫刻家フリオ・ゴンサレス展」(いずれも読売新聞社など主催)のレセプションが13日、同美術館で行われ、美術関係者ら約100人が出席した。
舟越さんは大理石の玉眼を使った瞑想めいそう的な表情の木彫半身像で知られ、近年は半人半獣のスフィンクスを題材にした作品を制作している。
レセプションでは、毛利伊知郎館長が「舟越さんは作品を通じ、人間とは何かを常に問い続けている」と展示内容を説明。
舟越さんは「一人一人の中にいるスフィンクスが人間とは何かを問いかけている。
人間を肯定的に捉えた作品を作っていきたい」と述べた。
舟越さんの彫刻を観覧した津市の陶芸作家、赤塚敬一さん(73)は「発想がすごい。
作品で何を訴えているのかが明確で、色彩も素晴らしい」と話していた。
いずれも4月10日まで。
月曜休館(3月21日は開館、同月22日休館)。
午前9時半~午後5時(入館は午後4時半)。
観覧料は一般1100円、学生900円(高校生以下無料)。
両展を観覧するセット券は一般1500円、学生1300円。
問い合わせは同美術館(059・227・2100)
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