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    ID:
    34195
    年:
    2015
    月日:
    1107
    見出し:
    自分の手で本尊を 一関・彫刻サークル 初心者同士腕磨く
    新聞名:
    岩手日日新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.iwanichi.co.jp/ichinoseki/7323.html
    写真:
    【写真】
    記事
    一関市の50~80代の木彫初心者でつくる「仏像彫刻サークル」は毎週火曜日、一関市大町の市シニア活動プラザで創作に励んでいる。
    同プラザの短期講座で木彫に魅了された有志が切磋琢磨(せっさたくま)。
    「指先を使うので脳が活性化し、シニアにお薦め」と、新たな趣味仲間を募っている。  メンバーは、5~6月に開かれた木彫入門講座を受講。
    児童用彫刻刀で表札などを作り、木目の見方や彫刻刀の使い方を習った。  手技を磨いて生きがいにつなげようと、閉講直後に有志7人で発足。
    講座から引き続き同市大東町の京仏師石川昇明(本名完二)さんに指導を依頼した。  活動では専門彫刻刀を使用。
    種類や刃幅が違う15本ほどを使いこなせるようになるため、高さ約18センチの救世(くぜ)観音像、同約4センチの仏頭を一人2~8体制作。
    製材された状態の木取りに下図を書き、荒彫り、中彫り、仕上げの工程を繰り返して仏彫の基礎を学んでいる。  作業中は木を彫る音だけが響き、全員が手元に集中。
    休憩時には「やっぱり苦労するのは目だね」「みんな違う顔になる」などと談笑し、互いの作品を見せ合っている。  同サークルの最終目標は各自の家の本尊の制作。
    千葉良夫代表(78)は「難しいが彫り進めるのが楽しく、自分なりに仕上げられるとやりがいを感じる」と笑顔を見せる一方、「仲間がいると励みになる。
    もっとメンバーを増やし楽しくやりたい」と語る。  同プラザはメンバー募集の後押しをしようと、10日から全5回の日程で55歳以上が対象の「木彫入門講座」を企画。
    石川さんは「(仏彫は)細かい仕事で上達には長い時間が必要だが、メンバーは次はもっと良いものを作ろうと意欲が湧いているようだ。
    講座では受講者に助言もしてほしい」と期待している。  サークルは祝日休みで、時間は午後2時~4時30分。
    講座は午後1~3時で、石川さんの指導で表札と家紋を作る。
    受講料は4000円(材料費など)で、彫刻刀(児童用でも可)を持参する。
    問い合わせは同プラザ=0191(31)8118=へ fff:

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