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- ID:
- 33991
- 年:
- 2015
- 月日:
- 1009
- 見出し:
- 初心者集まれ! ゼロから始める女子DIY部
- 新聞名:
- T-SITEニュース
- 元UR(アドレス):
- http://top.tsite.jp/news/lifetrend/o/25730142/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
初心者集まれ! ゼロから始める女子DIY部 どこにでも置きやすいサイズ感がうれしい! 引き出し付きミニ本棚
■大人かわいい! アンティーク調の引きだし付きミニ本棚
「ゼロから始める女子DIY部」。
今回は、引き出し付きミニ本棚に挑戦します
サイズは小さめながらも、ついに引き出し付きのアイテムに初挑戦! ちゃんと開け閉めできる引き出しが作れるのでしょうか!?
写真や表が入ったオリジナル記事はこちらから
今回もat home VOX編集部スタッフが体験してきました
■引き出し付きミニ本棚【難易度】★★☆☆☆(簡単)【想定作業時間】約60分【材料】☆引き出し部分・側板(長)(43mm×295mm)…2枚
・側板(短)(43mm×98mm)…2枚・底板(136mm×295mm)…1枚☆本棚部分・側板(137mm×340mm)…2枚・背板(86mm×338mm)…2枚・底板・棚板(143mm×300mm
)…2枚・木ネジ(35mm)…32本・釘(19mm)…6本・ノブ…1個※材料費の合計…約3500円
■引き出し付きミニ本棚の主な作業工程1.木材にワックスを塗る2.引き出し部分を組み立てる3.本棚部分を組み立てる4.引き出しの仕上げ
ナビゲーターは、tukuriba店長の掃部関(かもんぜき)さんです!
1. 木材にワックスを塗る
まず最初に、いらない布を使って木材にワックスを塗り込んでいきます
今回使用したのはブライワックスのジャコビアン。
アンティーク調に仕上がる深いブラウンはtukuribaでも人気の色だそうです
掃部関さん「木材の種類によってワックスの色の入り具合に違いが出ることも。
色が濃く入りすぎた場合は、サンダーがけで色味を調整することもできます」
2. 引き出し部分を組み立てる
全ての木材にワックスを塗り終わったら、先に引き出し部分を組み立てていきます
側板(長)の両端に鉛筆で印をつけ、電動ドリルドライバーで下穴をあけていきます。
このとき、引き出しの正面になる方の側板には、ネジが見えないようにダボ穴をあけます。
次に側板同士を組み合わせて引き出しの枠を作ります
短い方の側板の端に接着剤を塗ったら、左手でしっかり固定しながらネジどめをします
掃部関さん「ネジどめをするときに、木材同士を固定する力が弱いと接着面にすき間ができてしまうことも。
そのときは、ドリルを逆回転させて一度ネジをゆるめればOK。
そして、すき間ができないように固定し直してから、再度ネジどめをします」
全てのネジどめが終わったら、枠の縁全体に接着剤を塗り底板を取り付けます。
底板は角部分4ヶ所と側板(長)の中心2ヶ所、計6ヶ所をネジどめします
掃部関さん「底板を取り付けるときは、引き出し枠のネジと底板取り付け用のネジが干渉しないように、ネジを打つ位置を数㎜ずらしてください」
3.本棚部分を組み立てる
引き出しの次は本棚部分を組み立てていきます
まず、棚板と底板を取り付けるためのネジ穴位置を決めましょう。
側板の下から68mmの位置に平行線を引き、その線に棚板として使う板を沿わせ、棚板の厚み分、もう一本線を引きます
掃部関さん「このように実際に使用する木材を使って寸法を測ったりすることを『現物合わせ』といいます。
定規を使うより簡単に正確な補助線を引くことができますよ」
こうして引いた2本の線の中間に印をつけて、ドリルで下穴(貫通穴)をあけます。
次に、同じ要領で底板の取り付け位置にも補助線を引いて、ネジ穴位置を決めたら下穴をあけます
2枚の側板にそれぞれ4ヶ所の下穴をあけたら、木ネジが自立する程度に仮止めをします。
そして、底板から先に取り付けていきます
底板のネジどめができたら、手順2で作った引き出しと薄めのベニヤ板1枚を挟みこんで、棚板のネジどめをします
掃部関さん「2〜3mm程度のベニヤ板を挟みこむことで、引き出しと棚板の間にわずかなすき間ができ、スムーズに開け閉めができるようになります」
次は背板の取り付けです
接着部分に接着剤を塗り、4隅をネジどめしていきます
間隔を空けて、2枚の背板を取り付けます。
背板同士の間隔は適当で大丈夫ですが、だいたい6〜7㎝くらいが目安です
掃部関さん「2枚目を取り付けるときは、先に取り付けた背板との間に適当な角材を挟むなどして位置を決めると、平行に取り付けられます」
これで棚部分はほぼ完成です。
作業が複雑そうなイメージの引き出し付きの棚が、今まで習ったことのある基本テクニックでできあがってしまうことに、我ながら少しびっくり!
4.引き出しの仕上げ
最後の仕上げに引き出しのダボ穴を処理して、取っ手をつけます。
完成まであともうひとがんばりです
収納棚付きテーブルを作ったときの要領で、丸棒を打ち込んでダボ穴を埋めます。
丸棒を切り落としたあとに出っ張った部分が残ってしまったら、サンダーをかけてなめらかに整えましょう
掃部関さん「飛びだした丸棒を切り落とすときは、『ダボきり鋸』と呼ばれる鋸を使います。
小刻みに動かすより、大きく引いたほうがスムーズに切り落とせますよ」
ダボ穴の処理をした側板に、引き出しの取っ手をつける位置を決めます。
2本の対角線を引いて交わったところが板の中心部なので、そこに印をつけ、5mmのドリルで穴をあけます
次は取っ手として取り付けるノブ選び。
色も形も素材もさまざまなものがあるので、どれにしようか迷う……。
しかし、こうして迷っている時間がDIYの楽しみだったりもするんです!
悩んだ結果、渋さと可愛さが同居するペンチ型のノブに決定!
選んだノブを穴に取り付けます。
金具をとめる際には、ペンチを使ってしっかりと締めましょう
DIYしてみた感想は……。
「正確に寸法を測って作らないと、引き出しがうまく開かないんじゃないかと苦手意識を感じていました。
でも、『現物合わせ』をすればあまり神経質にならなくても大丈夫なことがわかりました!」
本棚部分にはお気に入りの文庫本を置いて、引き出し部分には細々と散らかりやすい小物を収納して……。
日常のちょっとした不便さを解消するだけでなく、部屋をおしゃれにグレードアップしてくれるミニ本棚。
自分の部屋にぴったり必要なものが作れる、DIYならでは魅力を改めて実感させてくれました
取材協力tukuriba本店東京都世田谷区瀬田2-32-14玉川高島屋S・Cガーデンアイランド1F営業時間:10:00〜20:00TEL:03-6870-3636FAX:03-6870-3535http://www.tukuriba.jp/
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