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- ID:
- EIAの関係者は「ミャンマーと中国とで自由に行き来し、木材の不法輸出入を行っているこの状況を、今すぐに変えるよう行動を起こさなければならない。
さもなければ森林破壊、また争いや暴力行為に対し指をくわえて見ているだけになる」と述べた
33947
- 年:
- 2015
- 月日:
- 1001
- 見出し:
- 伐林を買い取り発電に活用 佐用に木材ステーション開設
- 新聞名:
- 神戸新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201510/0008447264.shtml
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
所有林を自分で間伐する自(じ)伐(ばつ)林(りん)家(か)や地域住民が切り出した雑木を買い取り、木質バイオマス発電などに活用するための「木材ステーションさよう」が1日、兵庫県佐用町にオープンした。
同町内で22人の犠牲者を出した6年前の県西・北部豪雨では、手入れしていない山林の荒廃が
被害を拡大させたとの指摘もあり、町が国の「地方創生先行型交付金」を使って整備した。
佐用町は町域の81%を山林が占め、町が「災害に強く豊かな森を守るとともに、住民の収益にもつなげよう」と計画。
1200万円をかけ、町クリーンセンター内の一角に木材の集積場や保管庫、まき割り機などを整えた。
ステーションでは、事前登録した地域住民や自伐林家らから原木(太さ5センチ、長さ1メートル以上)を1トン6千円(現金3千円と同町商工会の商品券3千円分)で買い取る。
買い取った木は、佐用郡森林組合を介して、まきやシイタケ栽培の原木、木質バイオマス発電用の燃料などとして転売、活用されるという。
この日は式典があり、西播磨県民局光都農林振興事務所の辻内郁夫所長が「新しく、大きな一歩。
先駆的なモデルとして、県内の他地域を引っ張ってほしい」とエールを送った。
庵逧(あんざこ)典章町長は「人が入らなくなった里山に再び光を当て、活用し、収益も得るという、森林を中心にした循環の拠点
にしたい」と意気込みを語った
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