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- ID:
- 33940
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0927
- 見出し:
- 林業再生、新建材に期待 大型木製パネル普及へ戦略始動
- 新聞名:
- SankeiBiz
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150928/mca1509280500006-n1.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
「直交集成板(CLT)」と呼ばれる大型木製パネルが欧州で広まっている。
鉄筋コンクリート造りが当たり前だった事務所ビルやマンションが木造に変わってきた。
国内でも2020年の東京五輪・パラリンピックを契機に普及を目指す戦略が動きだした。
果たしてCLTは林業の再生、中山間地域の救世主になるの
か
◆「木の文化」世界発信
7月末に岡山市で開かれた全国知事会議。
「CLTをはじめ、さまざまな地元産品を使ってほしい」(高橋はるみ北海道知事)、「ヨーロッパが石の文化なら、日本は木の文化。
そういう面で貢献したい」(伊原木隆太岡山県知事)。
多くの知事がCLTの活用を遠藤利明五輪相に訴えた。
10道県と4市町村からなる「CLTで地方創生を実現する首長連合」も設立され、8月末には石破茂地方創生担当相がオーストリアにあるCLTの生産工場を視察した。
首長連合の発起人、尾崎正直高知県知事は「1964年に開かれた東京五輪は鉄とコンクリートの文化を日本に広めた。
次の五輪は木も使う文化が日本にあることを世界に発信する機会にすべきだ」と訴える。
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