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    ID:
    33912
    年:
    2015
    月日:
    0927
    見出し:
    文具の域を越えた、芸術品! 家具職人が魂を込めて生み出した「究極の鉛筆」
    新聞名:
    T-SITEニュース
    元UR(アドレス):
    http://top.tsite.jp/news/interior/i/25450652/
    写真:
    【動画】
    記事
    樹木鉛筆 BOSCO ここ数年、文房具が根強いブームだ。
    こすると摩擦熱で筆跡を消すことができるボールペン、文字も図も書きやすい5mm方眼の罫線ノートなどがスマッシュヒット。
    書店には文房具を特集したムック本や雑誌が頻繁に登場している リーマン・ショック後の景気低迷で、企業が文房具の一括購入・支給をやめて経費節減する傾向が強まり、個人消費に移行。
    デザイン性や機能性にあらためて目を向ける人が増えたのが背景とも言われている ただ、その中でも一貫して、大量生産型の定番商品が主流だったのが、誰もが子供の頃から親しんできた“鉛筆”。
    鉛筆は消耗品だからそれも当然のことかと思いきや、これまでのイメージを大きく覆す芸術的な鉛筆が登場したとか! その実力やいかに!? 美しい色目と木の香りに自然を感じる 樹木鉛筆 BOSCO 「パッケージを開けた瞬間、木の心地よい香りが漂い、森林浴するように楽しめるんですよ」と力を込めるのは、代官山 蔦屋書店で文房具の仕入れに携わっているスペシャリストの佐久間和子氏 佐久間氏が推薦するのが、「樹木鉛筆 BOSCO」(10,800円)だ。
    樹木鉛筆は、ヒノキ、ウォールナット、ウダイカンバ、ミズナラ、チークなど10種類の木材で作られた鉛筆10本のセットで、それぞれ異なる独特の天然木の色味とともに、自然の中にいるように感じさせてくれる木の香りが魅力だ。
    鉛筆が納められ たトレイも希少なイタヤカエデを使用しており、波のように流れる木目が美しい 「樹木鉛筆は持つだけで、上質の木という質感が感じられます。
    鉛筆と鉛筆をぶつけた時の音も、普通とは全く違うんですよ。
    また通常の鉛筆は、木に掘った溝に芯を合わせてカットするため、どちらの端からも芯が見えるかと思いますが、樹木鉛筆は一本ずつ手作り。
    後ろ端からは芯が見えないのも他と違う ポイントです」と佐久間氏 ニッポンの匠が1年半かけ開発 樹木鉛筆 BOSCO 樹木鉛筆 BOSCO この鉛筆をつくったのは、なんと鉛筆製造メーカーではなく、100年以上にわたって洋家具、インテリア小物、アンティークの修復などに関わってきた生粋の家具屋である東京の五反田製作所。
    実はこの樹木鉛筆は1990年代にいったん製作され文具業界に一石を投じたものの、一般的な鉛筆とは違い、通常は 家具に使われている硬い木材を軸財としていたため、加工が難しく大変な技術と手間が必要で再製は困難と言われていたという そこで、五反田製作所が新しくオーダーしたのが、愛知県豊橋市を拠点に活動し、日本が誇る名工の一人である建具職人の松井美喜男氏。
    製作期間は名工の松井氏をもってしても約1年半という困難を極めたが、それぞれの木材の特性、癖を見極めて試行錯誤を繰り返すことでついに完成した 「樹木鉛筆は、家具屋さんが製作することで通常は家具に使われている端材が活用されています。
    普段はなかなか味わえない貴重な木の魅力を身近に感じてもらえるのもこの商品ならではですね」と佐久間氏 fff:

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