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- ID:
- 33897
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0916
- 見出し:
- 輪投げで狙え飯山城 地元男性2人、木材で的を手作り
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shinmai.co.jp/news/20150916/KT150914GNI090003000.php
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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長野県飯山市飯山でギャラリーやフリーマーケット会場を開いている今清水豊治さん(65)と、同市常盤で木工所を経営する丸山洋一さん(65)が、飯山城を題材にした輪投げを作った。
土産品や縁日などで使ってほしいといい、2人は「楽しみながら地域の文化財に触れて」とPRしている。
輪投げは縦90センチ、横60センチで、絵図面を参考に江戸時代後期の飯山城を再現。
合板の台の上に「ヤグラ」「南大手門」といった高さ10センチほどの木材の的を付け、輪を入れたときの点数も記した。
堀や土手があった場所には色を塗った。
飯山城は、戦国武将上杉謙信が、信濃国(現長野県)の前線基地として1564(永禄7)年に設けたとされる。
現在は復元された門や土塁などがあり、桜の名所としても市民に親しまれている。
今清水さんはこれまで、戦国時代に城を改修して城下町の基礎を築いたとされる岩井備中守信能(びっちゅうのかみのぶよし)や飯山城本丸などのペーパークラフトを作ってきた。
5月ごろに「せっかく地元に城がある。
地域に元気が出る話題作りに」と輪投げ作りを思い付き、7月に丸山さんに協力を求めた
今清水さんと丸山さんは仕事の合間に製作。
丸山さんが部材を作り、今清水さんが色を塗った。
1個作るのに2日ほどかかり、これまでに10個を作ってうち1個を同市常盤保育園に贈った。
残りの9個が売れたら以降は注文を受けてから作る。
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