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- ID:
- 33815
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0906
- 見出し:
- ALC利用拡大へ連携 県推進協と芝浦工大
- 新聞名:
- 福島民報
- 元UR(アドレス):
- https://www.minpo.jp/news/detail/2015090625159
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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間伐材などを活用した建材「WOOD.ALC(ウッドALC)」の利用をめぐり、県内の建設業者と大学の連携が進んでいる。
県内の建設、木材業の関係者は、林業活性化と森林資源の有効利活用に弾みがつくと期待している
大学と連携を進めているのは、藤田建設工業(棚倉町)、会津土建(会津若松市)、菅野建設(福島市)、協和木材(塙町)で組織する「県ウッドALC推進協議会」。
東京都の芝浦工大と省エネ化を図るモデルハウスを協力して建てる。
同大の学生は、10月17日から横浜市で始まる大学対抗建築コンペテ
ィション「エネマネハウス2015」への出展に向け、2日から藤田建設工業で技術指導を受けている
ウッドALCは、いわき市に建設中の災害公営住宅にも採用されている。
芝浦工大は、ウッドALCが他の壁建材と比べて断熱効果が高く、熱損失を減らせるという点に着目。
鉄骨との組み合わせで強度が増し、施工期間を短縮できることにも注目した。
9月下旬からコンペ会場でモデルハウスを造る。
大学院1
年の池端翔さん(23)は「初めて取り組む工法で、仕上がりが楽しみ」と話した。
藤田建設工業の高橋幸吉常務(64)は「需要増で地元の産業の活性化や森林再生につなげたい」と意欲を語った
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