v11.0
- ID:
- 33790
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0824
- 見出し:
- <探訪アンテナショップ>スギ木工品が300種類
- 新聞名:
- 河北新報
- 元UR(アドレス):
- http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150825_12049.html
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- 【写真】
- 記事
-
◎もくもくハウス仙台店
スギ産地として有名な登米市津山町の木工職人が作ったおもちゃや食器、家具など約300種類が並ぶ
「軽くて軟らかい上に、温かみがある。
スギ材の優しさを五感で感じ取ってほしい」
登米市の津山木工芸品事業協同組合が仙台市若林区大和町で営む「もくもくハウス仙台店」のマネジャー佐藤和子さん(65)が話す
仙台店は2011年9月、宮城野区東八番丁に開設した。
東日本大震災で登米市も大きな被害を受けたため、消費地・仙台への出店に活路を見いだした
店はことし3月にいったん閉めたが、6月に現在地に移転オープンさせた
佐藤さんが特に薦めるのは、積み木や車、木琴といった玩具類。
シンプルなデザインが人気を集める。
「塗装をしていないから、小さい子が口に入れても安心。
わが家では子ども、孫と2代続けて愛用している」と佐藤さん
おにぎりやリンゴの形をした置物、木製のうちわといった遊び心のある商品も注目を集める。
「マグカップの取っ手を二つ付けてほしい」「テーブルのサイズをもう少し大きくできないか」。
顧客の要望には、職人と相談しながら可能な限り応じる
来店者の一言が新商品のヒントになることもある。
佐藤さんは「アンテナショップでは、消費者の声が直接聞ける。
それを製作現場に届けるのが自分たちの使命」と力を込める。
<メモ>仙台市若林区大和町1の22の19。
午前10時~午後6時。
年末年始を除き無休。
022(369)3690
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