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- ID:
- 33723
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0820
- 見出し:
- 中土佐町立美術館で「近代絵画と現代高知の彫刻展」
- 新聞名:
- 高知新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=342824&nwIW=1&nwVt=knd
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
高知県内の作家が手掛けた彫刻と所蔵の絵画などを一堂に並べた「近代絵画と現代高知の彫刻展」が高岡郡中土佐町久礼の中土佐町立美術館で開かれている。
彫刻9点と油彩、水彩、版画など26点を紹介。
9月23日まで。
中土佐町立美術館は毎年1回程度、所蔵品と地元作家の各種の作品を組み合わせた企画展を開いている。
2015年は初めて彫刻をテーマとし、参加作家は大野良一、小野貞秋、小野寺るか、竹田篤生、中野富美子、西村顕、西本忠男、増山隆子、山崎恭子の9人。
絵画などの平面作品は奥谷博、小松明、坂田和、中沢竹太郎、福冨栄の高知県関係作家やピカソの銅版画、ブラックのリトグラフなどが並ん
でいる。
西本忠男の「樹冠」。
クスノキを使った木彫。
女性が天に向かって伸び上がる様子をストレートに表現した。
大野良一「ぬし」はコイを題材にした彫刻。
漆と土、麻布を使う乾漆で制作した。
どっしりとした存在感と親しみが湧く造形が魅力。
増山隆子の「若い女」。
気品が感じられる全身像。
近くに展示されたシュールレアリスム作家、福沢一郎の小品とうまく組み合わさったように見える。
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