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- ID:
- 33689
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0813
- 見出し:
- 中国黒竜江省、露木材最大輸入集散地に
- 新聞名:
- SankeiBiz
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150813/mcb1508130500017-n1.htm
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- 記事
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中国黒竜江省東南部でロシア沿海地方と国境を接する綏芬河(すいふんが)市では、この20年間に綏芬河口岸(通関地)を通じてロシアから輸入した木材の量は累計8517万立方メートル、商品価値にすると97億1000万ドル(約1兆2160億円)に達し、中国最大のロシア木材の輸入集散地になってい
る。
中国共産党綏芬河市委員会宣伝部が明らかにした。
同市は、中国の「東北振興」、ロシアの「極東開発」という2大戦略の間をつなぐ場所にある重要都市で、北東アジアからアジア太平洋へとつながる“黄金ルート”と称されている。
通関地として100年の歴史をもち、「木材業の都」の役目を担ってきた同市は、木材や木材製品を、陸路と海路の双方を駆使し
て中国各地や日本、韓国、欧州などにも送り出している。
現在、同市は年間で床板1000万立方メートル、家具100万セットを生産することを目指し、取引量500万立方メートル、取引額150億元(約2929億5000万円)となる「100億元規模」の木材産業集積地の建設に力を入れている
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