v11.0
- ID:
- 話した
33335
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0616
- 見出し:
- 中国需要を取り込め! 九州北部3県、木材輸出の協力態勢本格化へ 需要増、円安追い風に
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/west/news/150617/wst1506170026-n1.html
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- 記事
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福岡、佐賀、長崎の九州北部3県が今秋以降、協力態勢を築いて、スギやヒノキなどの木材輸出を本格化することが16日、分かった。
中国での木材需要の高まりと円安傾向を背景に、国産材の輸出が伸びている。
九州南部に比べ、木材生産量が少ない3県だが、まとまることで販路開拓や輸送コスト削
減を推し進め、輸出拡大を狙う。
(村上智博)
3県によると、森林組合も加わった協議会を7月に発足させ、輸出の仕組みを作る。
その後、平成29年度までかけて、3県合同で試験輸出に取り組む
具体的には、それぞれの県の森林組合が伐採した木材を伊万里港(佐賀県伊万里市)に集め、大型貨物船に積み込んで輸出することを想定している。
輸出事務は福岡市内の貿易会社が担う。
一度に丸太6千~9千本を積める船の手配を進めており、今年度だけで計8回、中国などへ船を出したいとしている。
合わせて、中国・上海の見本市などで、九州産木材のアピールを進める。
輸出促進にあたって、福岡県は今年度、丸太1本当たり約120円の運搬費用を助成することを決め、計約310万円を今年度当初予算案に盛り込んだ
安い輸入材に押されてきた国内林業は今、復活にわいている。
まず中国などで、冷蔵庫などの梱包材(こんぽうざい)としての需要が急拡大した。
フィリピンなど新興国でも経済発展や人口増加で、世界の木材需要は増えている。
そこに円安傾向が追い風となった
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