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- ID:
- 32296
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0122
- 見出し:
- 木質バイオマス事業始動 兵庫・生野で発電用木材貯蔵開始
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/region/news/150122/rgn1501220082-n1.html
- 写真:
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- 記事
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県森林組合連合会(県森連)が、兵庫みどり公社や県、朝来市、関西電力などと協力して、朝来市生野町真弓の生野工業団地で操業する木質バイオマス事業で、発電燃料となる間伐材の貯蔵が始まり、来年9月の発電スタートに向けて始動した。
同12月の本格稼働を目指す
木質バイオマス事業は、間伐後に放置されたままの木材を燃料チップに加工し、発電燃料として利用する。
県がまとめ役となり、県森連などが県内各地で間伐材(未利用木材)の収集から搬出、乾燥、燃料チップへの加工、発電までを手がける。
計画によると、年間約6万3000トンの未利用材と燃料チップを取り扱い、県森連が生野工業団地に来年7月に稼働させる工場で燃料チップに加工する。
燃料チップは関電のグループ会社が隣接地に建設する発電所(出力5600キロワット)のボイラーに入れ、燃焼した熱で蒸気タービンを回して発電する
電気の固定価格買い取り制度を利用して、電力はすべて関西電力に買い取ってもらう。
年間3780万キロワットの売電を見込んでおり、一般家庭で約1万世帯分の電力を賄うことができるという。
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