v11.0
- ID:
- 33256
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0611
- 見出し:
- 組み立て式「和室」ウィーンで販売 五城目町・菊地合板木工
- 新聞名:
- 秋田魁新報
- 元UR(アドレス):
- http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20150610g
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
和室用木材製造の菊地合板木工(秋田県五城目町)が手掛けた組み立て式の和室が、11日からオーストリア・ウィーンの高級インテリアショールームで展示販売される。
菊地成一社長(66)は「日本の木工技術の高さを知ってもらいたい。
反応が良ければ、県内他社の家具や工芸品も現地で紹介してみた
い」と期待を膨らませている。
組み立て式和室は同社が2013年に海外向けに商品化したもの。
今回はショールーム側の要望に合わせて展示用の特別モデルを製作した。
間口と奥行きは共に約3・5メートル、高さ2・5メートルの8畳間。
奈良県産のヒノキと、焼き杉加工を施した本県産の秋田杉を使用した。
菊地木工工業(能代市)が建具を製造し、みなせ木工(湯沢市)のキャビネットを内部に設置。
塗装や現地用パンフレットのデザインにも県内業者が関わった。
ふすまに東京の書道家・小澤蘭雪さんの作品を貼り、障子には麻の花や竹の絵柄が入った和紙をあしらった。
販売される基本モデルは約120万円。
床は畳か板張りを選択でき、障子やふすまの仕様によって価格が変わる。
照明などショールーム側のオプションや手数料も加えて販売されるため、実売価格は未定
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