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- ID:
- 33203
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0602
- 見出し:
- 良いバットはイチローに!? 古田敦也氏が嘆いた現役時代
- 新聞名:
- livedoor
- 元UR(アドレス):
- http://news.livedoor.com/article/detail/10181892/
- 写真:
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- 記事
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先月31日、テレビ朝日「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!」では、ゲスト出演した新旧アスリートや関係者たちがスポーツに関するスクープを発表。
その一つとして紹介されたのが、「イチローのバットに驚きの秘密 音が高いバットが良いバット」というものだった。
他の選手とは違う秘密があるというイチローのバットについて、同番組は岐阜県養老町にあるミズノの工場を訪ね、バット職人・名和民夫氏を取材した。
「やはり一番気になるのは音。
高い音ほど反発が良いと言われていますので、沢山ある(木材の)中から音の良いものを選んでいく」。
こう語った名和氏は、バットに使われる木材を床に軽く当て、その音を聴くことでベースとなる木材を選定するという。
ミズノでは、昨年引退したバットマイスター・久保田五十一氏をはじめ一流の職人が選手にあったバットを作ってきた。
その上でイチローはアオダモという木をバットの素材にしていることでも知られているが、このアオダモは絶滅の危機に瀕しているばかりか、成長が遅くバットに使える太さに育つには100年ほどが
かかると言われている。
職人の手により一本一本こだわって作られているのはもちろん、素材に限りがある分、メーカーからしてみればスター選手から順番に用具の提供を行うのは当然のことだろう。
VTRが流れると、野球解説者・古田敦也氏は「(よい木材は)音が全然違うんですよ」と話すも、「今も職人さんがポンポンってやってたでしょ?“良い音だからイチロー”ってなるわけです。
わかります?
言いたいこと分かります?」と周囲に逆質問。
「僕らの頃で言ったら落合さんがいて、松井さんがいて、イチローにいくじゃないですか。
そしたらもう回ってくるのって“音なんてしねーよ”っていうバット」と続け、古田氏ほどの選手であっても最高級のバットが回ってこなかった現役時代を嘆いた
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