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- ID:
- 32730
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0322
- 見出し:
- 神奈川「小田原市いこいの森」 木材の地産地消を体感できる安らぎスポット
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/premium/news/150322/prm1503220011-n1.html
- 写真:
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- 記事
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玩具にかまぼこ板、箱根寄木細工や家屋の床材…。
幅広い用途において、木材の地産地消を進めている神奈川県小田原市。
その取り組みは市内でも容易に見られ、森林・木材のもたらす安らぎを体感できるスポットがある。
■森を楽しむ
美しい海と山に囲まれた小田原市。
面積の約4割は森で、豊かな森林資源に恵まれてきた。
だが、輸入された合板材に押され、林業は“右肩下がり”。
森林の手入れが行き届かないまま、間伐材は放置されてきたが、平成23年に地元産材を使って文化を再生する市の「林業復活プロジェクト」がスタートし
、徐々に理解が広がってきた。
こうした取り組みを体感できるのが、「小田原市いこいの森」。
森林を木材の生産ばかりでなく、人々の休息の場所として活用できるよう工夫された施設だ
立ち並ぶ5棟のバンガローは小田原産の杉材などで造られており、いこいの森を管理する小田原市森林組合の佐藤健技師(37)によると、「森林関係者、小田原市、東海大学の学生ら産官学で造ったもの」だという。
バーベキューや川遊び、山歩きが楽しめるほか、2ヘクタールの広大な森林にコースを配置したミニゴルフの一種「バードゴルフ」では、思い切りショットを放つ爽快感が味わえる。
暖かさが増してくるこれからの季節、新緑を楽しむにはもってこいだ
■組合がイベント
森林組合によるさまざまなイベントも開かれている。
中でも人気ナンバーワンなのがバウムクーヘンづくり。
竹の棒にホットケーキミックスで作った生地を付けては、キツネ色になるまで焼く。
これを25回ほど繰り返していくと、約2時間で直径約20センチ、長さ約30センチのバウムクーヘンが焼き上がる
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