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    ID:
    32573
    年:
    2015
    月日:
    0302
    見出し:
    間伐材使用の組み立てキット「KEES(キーズ)」が完成
    新聞名:
    長野日報-
    元UR(アドレス):
    http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=33603
    写真:
    -
    記事
    伊那市の中心市街地の商店主らでつくる「伊那まちの再生やるじゃん会」(内山和夫会長)は1日、地元産アカマツの間伐材を活用して開発した組み立てキットの完成を発表した。
    商店街に設置しているバラの鉢カバーとして使用し木質化による街並みの景観向上を図るとともに、「KEES(キーズ)」の名称で 4月から販売も始める。
    伊那谷の豊かな森林資源を有効活用し、商店街活性化につなげていきたい考えだ  キットは縦9センチ、横30センチ、厚さ3センチの木のピースと長さ45センチの棒で構成。
    ピースには縦横に直径2センチの穴が三つずつ開けられており、その穴に棒を差し込んで連結させる。
    鉢カバーのほか、ベンチやテーブルなど、アイデア次第でさまざまなものに組み立てられるのが特徴だ  伊那谷の里山に多いアカマツの間伐材に着目した。
    市内の商店街ではバラの鉢植えの里親制度を導入して「バラ咲く街角づくり」を進めていたことから、間伐材を活用してバラの鉢カバーを作ろうと計画。
    今年度、森林づくり県民税による「信州の木活用モデル地域支援事業」の採択を受け、「伊那まち木 のショールームプロジェクト」として開発を進めてきた。  バラの鉢カバーは42個のピースで作られ、100セットを目標に商店街に設置。
    販売用は20個のピースと長さ45センチの棒10本のセットで価格は2万円ほどの予定。
    併せて売り出す蜜ろうワックス(全9色)を塗れば長持ちし、木目も際立つ。
    着色したバージョンも構想中で、その場合、障害者の就労施設に 発注することも検討するという。  さらに、子どもたちに木材の良さやその利用意義を学んでもらう「木育」の教材や保育園の玩具、災害時の避難所の仕切りなど、多様な用途に使えることを提案し、需要拡大につなげていきたい考え。
    4月18、19日には東京・代々木公園で開かれる環境イベント「アースデイ東京」に出展し、都市部住民へも 売り込みを目指す予定だ  プロジェクトリーダーの平賀裕子さん(51)は「商店街と森林をつなげることで、さまざまな課題解決のきっかけになれば」と話していた。  問い合わせは事務局のワイルドツリー(電話0265・96・0438)へ fff:

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