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- ID:
- 32556
- 年:
- 2015
- 月日:
- 0226
- 見出し:
- 木材搬出もリモコンで自由自在 「木材集材機」改良機完成、ほぼ実用化の段階
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/west/news/150226/wst1502260037-n1.html
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- 【写真】
- 記事
-
ワイヤを空中に張って山林から木材を搬出する林業用架線集材機で、クレーンを取りつけた滑車をリモコン操作し自動走行を可能にした改良機が完成した。
和歌山県広川町下津木では２５日、現地検討会が開かれ、林業関係者らは「新たなシステムを普及させ、紀州材の増産と生産コストの効率化を図りた
い」としている。
県林業振興課などによると、急斜面の山林が多い和歌山では道路整備が難しく、架線集材機を用いることが多い。
ただし、従来の機種ではワイヤを巻き取る操作が複雑で、誤操作による労災事故などの危険もあった。
新たに開発された架線集材機は、重さ約５トンの油圧式。
巻き取るドラムがそれぞれ連動し、３本のワイヤの張りや長さなどを調整しながら、木材搬出用の滑車が縦や横方向へスムーズに移動できるようにした。
操作は２本のレバーででき、無線式の送信機によって、機械から離れた場所でも作業にあたることができる。
あらかじめ地点を登録しておけば、ボタン１つで木材を積み込む場所から下ろす場所へ、滑車が自動走行する仕組み
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