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- ID:
- 32019
- 年:
- 2014
- 月日:
- 1213
- 見出し:
- 田辺のブランドミカン「木熟201」出荷ピーク
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://www.sankei.com/region/news/141213/rgn1412130045-n1.html
- 写真:
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- 記事
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梅とともにミカンの産地としても知られる田辺市で、通常の温州ミカンより特別に甘いブランドミカン「木熟201」の出荷がピークを迎えている。
多くは、東京市場に最高級ミカンとして出荷される。
JA紀南によると、通常の早生ミカンは5月に開花してから、約170日で収穫される。
しかし、同JAは最高級のブランドミカンとして、収穫直前まで200日以上木成りで栽培する「木熟みかん」づくりに取り組んでいる。
中でも「木熟201」は、木の周囲を白い反射シートで覆うことで、水分補給を控えて木にストレスをかけるなど栽培管理を徹底。
糖度が14度以上という甘いミカンに仕上げている。
生産しているのは市内の上芳養、上秋津などの農家約10軒だけ。
通常の温州ミカンの糖度は10~12度で、同JAによると県内産で14度以上のミカンは他に出荷されていないという。
今年は、夏場の雨の影響もあって出荷量は約5トンと例年より少ないと見込んでいる。
14度未満は「木熟みかん極天」(13度台)や「木熟みかん天」(12度台)として出荷される。
「木熟201」は東京市場では希少価値もあって、市場価格が1キロ当たり800~千円と通常の4、5倍で取引されている
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