v11.0
- ID:
- 31988
- 年:
- 2014
- 月日:
- 1210
- 見出し:
- 綾産木材の玩具全国へ 町が「ウッドスタート宣言」協定
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/news/20141209-OYTNT50085.html
- 写真:
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- 記事
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綾町と東京おもちゃ美術館(東京都新宿区)は、暮らしに木を取り入れることで木の良さを知り、国産材を使った木製品の消費を増やすことを目指す「ウッドスタート宣言」の協定を結んだ。
県内で初めて
ウッドスタート宣言は、地元の木で作ったおもちゃを新生児に贈るなど、地域ごとの特色をいかした取り組みを行う自治体や企業と同美術館が結ぶ。
全国の自治体で9番目、九州で熊本県小国町に次ぐ2番目の締結
各地の木材や文化をいかした教育、「木育」の推進につながる取り組みを二つ以上行うことが条件。
木工芸品に適した広葉樹林が広がる綾町は2013年度から、役場に出生届を提出した人に、町内の木工芸家が作った子ども用のいすを贈っている。
デザイン、材質の違う5種類を用意し、これまでに約90
個を渡した。
また、イベント時などに子どもが木のおもちゃで遊ぶことができるスペースを作っており、条件を満たした。
11月21日、綾町で協定調印式があり、同美術館の多田千尋館長と前田穰町長が文書を交わした。
綾町産業活性化協会の担当者は「これまでは家具やいすが製品の中心だったが、締結を機に、おもちゃを売り込むなどしていきたい」、多田館長は「綾町と企業や自治体をつなぎ、町の木の文化を全国に
発信して地場産業の振興につなげたい」と話した
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