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- ID:
-
31813
- 年:
- 2014
- 月日:
- 1119
- 見出し:
- 松本・浅間温泉で飛騨の木工作家夫婦が作品展-小物から家具まで40点
- 新聞名:
- 松本経済新聞
- 元UR(アドレス):
- http://matsumoto.keizai.biz/headline/1770/
- 写真:
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- 記事
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松本・浅間温泉の「手仕事扱い処GALLERYゆこもり」(松本市浅間温泉3、TEL 0263-46-2066)で現在、「kino workshop」による木工展「LIFE OF TREE」が開催されている。
ミニカッティングボード作りの様子
岐阜県飛騨市内に自宅兼工房を構えて制作活動を行う片岡清英さん・紀子さん夫妻による「kino workshop」の作品展。
コースターやトレー、時計や照明などの小物から、テーブルや椅子などの家具まで約40点を展示する。
椅子はカウチソファやスツールなど、さまざまなタイプを用意。
座面が三角形の「おにぎりスツール」は子どもも大人も使えるように、高さを各種取りそろえる。
座面に布を張った「かさなる椅子」は名前の通りスタッキングが可能。
同ギャラリーの瀧沢一以さんも愛用しているという「カウチソファ」も並ぶ
鳥をかたどった丸い形の「とり皿」はウォールナット、くるみ、さくらを使用。
モズ、ホオジロ、ヒバリがあり、少しずつ形が異なる。
「ハシバミコースター」は、木の返りを押さえる「はしばみ」という加工方法を用い、色の違う木を組み合わせている。
「これで返りを完全に押さえられるわけではないが、少しでも使い良く
なるように」と清英さん
同展では、紙の箱作家・Akane Bon
Bonこと梅川茜さんの作品も15点ほどを展示する。
同ギャラリーに梅川さんの鳥のモビールが飾ってあり、紀子さんが興味を持ったことがきっかけになった。
「『グリーン』系の作品を中心に出品してもらった。
片岡さんの温かみのある木工作品となじんでいると思う」と瀧沢さん
11月15日には、ミニカッティングボードを作るワークショップが行われた。
持ち手の部分を削って磨いたり、焼き印を押したりして各自好みのものを制作。
最後は、クルミのオイルを塗って仕上げた。
「クルミは近所で採れたもの。
意外と身近なもので作れることを知ってもらいたい」と紀子さん。
完成後には、庭に設
置した窯で焼いたピザが振る舞われ参加者たちの会話も弾んでいた。
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