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- ID:
- 31806
- 年:
- 2014
- 月日:
- 1118
- 見出し:
- 伝統技法でものづくり 職人の技、小学生が体験 函館
- 新聞名:
- 北海道新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/575109.html
- 写真:
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- 記事
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職人の技術向上や、市民にものづくりの技術や魅力を伝える函館市の「ものづくり匠(たくみ)塾」が15日、市職業訓練センター(東川町1)で開かれ、小学生対象のものづくり体験会に親子12組が参加した。
匠塾は、2007年度から毎年開催。
今回は、第37回全国建具展示会で内閣総理大臣賞を受賞し、07年に現代の名工に選ばれている新潟県の建具職人渡辺文彦さん(39)を講師に迎えた。
ものづくり体験会では、参加者を前に渡辺さんがカンナで木材を削る技を披露。
磨かれた木の滑らかさや、削られた木の皮の薄さに参加者から感嘆の声が上がった。
その後、渡辺さんの説明を受けながら、参加者がヒバの木を使い、くぎを使わずに木と木を組み合わせる日本の伝統技法「組子」で、麻の
葉をモチーフにしたコースターを組み立てた。
函館・あさひ小3年の荒谷玲衣さん(9)は母親の亜紀さん(39)と一緒に参加。
渡辺さんが木を削る技に「初めて見たので感動した。
(組み立ては)ちょっと難しかったけど、とても楽しかった」と話していた。
午後からは市内の建具職人を対象に研修会も行われた
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