v11.0
- ID:
- 31628
- 年:
- 2014
- 月日:
- 1025
- 見出し:
- 日本のデザイン2014@シンガポール」商談会開催
- 新聞名:
- アジア エックス
- 元UR(アドレス):
- http://www.asiax.biz/news/2014/10/25-082915.php
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
「Hidden - Unveiling Japanese Design 日本のデザイン2014@シンガポール」商談会開催
10月3日からジェトロ主催によりシンガポール国立センター(National Design Centre)で開催されていた展示会「Hidden - Unveiling Japanese
Design日本のデザイン2014@シンガポール」は、24日に最終日を迎え、商談会が行われた。
キッチン用品、文房具、ファッション、日用品など「見えないところ」にこだわってつくられた製品を扱う約40社が参加した。
MG_0522.JPG神戸市の株式会社ディンギーは、子ども向けおもちゃの木製ままごとセットを出展。
魚や野菜、寿司、包丁が木でできており、各パーツが磁石でくっついている。
木の包丁でこの魚を切ると、その感触や音もリアルに伝わってくる。
「木でできたおもちゃはあたたかみがあり、飽きが来ないという特長が
あります。
ままごとを通じて、料理の真似をしたり、後片付けをすることも学べます。
すでに香港や台湾に進出しています。
シンガポールは教育熱心な国で、世界からいろいろな人が集まってくる市場として期待があります。
当社のままごとセットには海外向けにハンバーガーのセットなどもありますが、和食の文化
を広めたいと考えています」(株式会社ディンギー・中川繁夫代表取締役社長)
MG_0529.JPG日本の伝統工芸とあらゆる人が使いやすいユニバーサルデザインを融合した製品を出展するのは、福島県の合同会社楽膳。
ころんとした丸みが印象的なお椀は糸底がなく、底にV字型の切れ目が入っていて、まるで2本足で直立しているようだ。
「この切れ目に指をかけて持つことで、子どもや
お年寄り、手が不自由な人でも持ちやすく、安心して食事を楽しめます。
木製のお椀なので、中身は冷めにくく、しかし手に熱さは伝わりにくい。
富裕層が多いと思われるシンガポールでは、会津塗の製品がギフトとして喜ばれるのではと思います」(合同会社楽膳代表社員・デザイナー・大竹愛希さん/写真左
)
fff: