v11.0
- ID:
- 29524
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0128
- 見出し:
- ぬくもり実感木のプール 県産杉で木枠とボール加工
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20140127-OYT8T01431.htm
- 写真:
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- 記事
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大分市で28日に始まる「おおいた木育フェスタ」で、県産の杉を使った直径2メートルの木枠に、楕円(だえん)に加工したボール2000個を入れて遊ぶ「木のプール」が出品される。
開発した中津市の木材加工会社「九州ダイト」は「ぬくもりのある手作り遊具の良さを実感してもらいたい」と期待している。
(柿本高
志)
同社は、東日本大震災の被災地に、県産材のベンチなどを設置する県の事業に参加したり、ボランティアで宮城県東松島市の保育園を訪れ、木工教室を開いたりしている。
木育フェスタを主催するNPO法人「アシスト・パル・オオイタ」と県から出品を依頼された。
木のプールは幼児7~8人が一緒に入って遊べる大きさ。
フェスタ最終日とその前日の2月1、2日に出品する。
本体は、12枚の木板をつなげて円形にして、7段に重ねて固定。
ボールは子供が誤飲しないよう、大きめの卵サイズにした。
渡辺英一社長(49)が、旋盤機で形を整えた後、1個ずつヤスリで表
面を磨いて仕上げたという。
中津市の保育園で使ってもらったところ、園児らは寝そべったり、ボールを頬にすりつけたりして好評だったという。
同社は他に、木の球をバネではじき、穴に入れて楽しむ遊具3台も出品する。
渡辺社長は「木の遊具は子供たちにも環境にも優しい。
県産材の消費拡大にもつながればうれしい」と話している。
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