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- ID:
- 31362
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0920
- 見出し:
- 鎮魂と復興、「木の器」展 古里・大船渡で新沼さん
- 新聞名:
- 岩手日報
- 元UR(アドレス):
- http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140921_8
- 写真:
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- 記事
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大船渡市大船渡町出身の木工作家新沼正明さん(60)=宮城県山元町在住=は23日まで、同市大船渡町のマイヤ大船渡店ふれあいホールで「木の器展」を開いている。
実家や肉親を奪った東日本大震災を機に、被災家屋の木材などを無償で器などに作り替える活動にも取り組む。
「苦労して生きた木
ほど美しく仕上がる。
自分の思いを重ね、手に取ってほしい」。
復興へ歩む古里にぬくもりを届ける。
加工が難しいとされるリンゴやタガヤサン、絹のような光沢のある外国産の木などを使った皿や食器、アクセサリー、置物約200点を展示。
独学で習得した技術で、木の反りや樹皮、年輪を生かしながら削った作品も並び、自然そのものが持つ温かみが伝わる。
同展は午前9時~午後7時。
入場無料
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