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- ID:
- 31268
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0907
- 見出し:
- 一枚の板から立体的「草木彫」 県立淡路文化会館で作品展
- 新聞名:
- MSN産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://sankei.jp.msn.com/region/news/140907/hyg14090702100004-n1.htm
- 写真:
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- 記事
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一枚の板から立体的な作品を仕上げる「草木彫(くさきぼり)」の漆器小品展が、淡路市多賀の県立淡路文化会館で開かれ、サクラや柿などを模様にした丸盆、菓子器といった作品約30点が会場を彩っている。
15日まで
作者で愛好家の大久利(おおぐり)眞一さん(65)=同市室津=は約5年前、「何か夢中になれるものは」と探している中で偶然、草木彫に出会った。
以来、神戸市の文化教室で工芸作家・川添日記氏の指導を受けながら、創作活動に励む。
会場では、サクラの花を模様にした直径約30センチの丸盆や茶
器の「棗(なつめ)」、柿を絵柄とした菓子器など味わい深い色合いの作品を展示している。
大久利さんは彩色や漆塗りを除く「彫り」を担当するが、長いものでは完成まで約3カ月を要した作品も。
一枚の板が、彫ることで作品に仕上がっていくのが楽しく、贈り物としても喜ばれる点などに魅力を感じている。
大久利さんは「作品展を通じて、多くの人に魅力を知ってほしい。
同時に、1人でも草木彫を始めてもらえれば」と話した。
午前9時~午後5時で、最終日は午後4時まで。
問い合わせは、同会館(電)0799・85・1391
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