v11.0
- ID:
- 31193
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0826
- 見出し:
- 癒やしの音色響く 木管五重奏の魅力
- 新聞名:
- 琉球新報
- 元UR(アドレス):
- http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-230651-storytopic-6.html
- 写真:
- -
- 記事
-
琉球フィルハーモニックプレゼンツアフタヌーンコンサートVol.2「木管五重奏の魅力」が20日、那覇市のパレット市民劇場であった。
5月の「金管五重奏の魅力」に続いて2回目。
未就学児も入場可能なコンサートに、大人だけでなく、小さい子どもも癒やしの音色を楽しんだ
出演は眞榮田えり子(フルート)、比嘉菜々子(フレンチホルン)、有銘優(オーボエ)、赤嶺有衣(クラリネット)、潮平大作(ファゴット、バッソン)、ピアノ(上原玲子)。
楽器、曲の魅力を説明した、琉球フィルハーモニックの上原正弘理事は「クラシックで最も難しい『木管五重奏』を楽しんでもらいたい」とあいさつ
演奏の合間に「音の柔らかいホルンは合奏のまとめ役」「ファゴットは『木の束』という意味だ」と楽器の魅力などを丁寧に説明する
童謡の中田喜直「夏の思い出」では、懐かしい夏の雰囲気を木管楽器の柔らかい音色で表現する。
その後も「ひらいたひらいた」「さくらさくら」など日本の歌を演奏したほか、アイルランド民謡のロンドンデリーの歌は寂しげな雰囲気を醸す。
木管楽器の音色が幅広い風景を演出していった
寺島尚彦「さとうきび畑」のほか、アンコールで「童神」を演奏すると、泣いていた乳児も静かに耳を傾ける。
優しい音色が包み、温かな演奏会を締めくくった。
12月には弦楽を中心とした演奏会を予定している
fff: