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- ID:
- 31147
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0820
- 見出し:
- 実物そっくりのイセエビ木彫 尾鷲で展示
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20140820/CK2014082002000019.html
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- 【写真】
- 記事
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六年前から「食」を題材に木彫を続ける尾鷲市天満浦の松木真俊さん(56)の作品展「海の幸 山の幸」が十九日、同市三木浦町の三木浦コミュニティーセンターで始まった。
二十三日まで
ナラで作ったイセエビや尾鷲ヒノキのイカ、カリンのリンゴなどの食材五十点をさまざまな木で制作。
バラのとげや竹も使い、細部まで表現した。
「木との出合いが大事」といい、ハマグリは納得のいく作品ができるまで三年かかった。
松木さんは四日市市を拠点に、古民家の修復など建築関係の仕事をしていたが、病気をきっかけに六年前、尾鷲市に移住。
木彫に没頭し、二年前から市内を中心に展示を続けている。
「実物に近づけるため、対象と何万回も向き合う」と苦労を語る松木さん。
「次はステーキ用の肉に挑戦したい」と意気込んでいた。
(小坂亮太)
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