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- ID:
- 30980
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0725
- 見出し:
- 日本で唯一のレーザー加工技術を駆使した木製模型の「戦艦大和」
- 新聞名:
- MSN産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140725/rls14072518240001-n1.htm
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
いま中高年の間でブームになっている模型作り。
俳優の石坂浩二さん(73)も50年来のプラモデル愛好家で同好会「ろうがんず」を立ち上げ交流を続けている。
そんな模型ファンの間でいま注目を集めているのが模型づくりの聖地である静岡市の模型メーカー、ウッディジョーが作る木製模型。
日本で唯一のレーザー加工技術を持つ同社の木製模型は、実物の再現をめざした精密さが特長で、完成品は細部を見ていると引き込まれるようなリアルさがある。
レー
ザー加工で作った木製模型は、刃物で加工する従来のタイプより、パーツの細部を本物に近い精度で作ることができ、種類も城や船、飛行機など多岐に渡る。
木の香りや経年変化を楽しめるのも木製模型のよさだ
パーツをこすったり削ったりペーパーをかけたりと、手軽にアレンジできるのも木製模型の魅力。
同社の常木則男社長(74)は「世間の常識とは違う自分なりの想像を反映できる。
内部の作り、製造過程から実際の建築物や船を作った人の視点がわかり、より深く歴史を楽しめると思います。
作る過程を楽し
んでほしい」と話す
模型によっては製作時間が長時間におよぶ。
例えば「1/250
戦艦大和」は、約130時間が想定されるが、実際に作った40代の男性からは「プラモデルと違い船体の成形工程等があり大変だったが、その分できあがった時の達成感は格別」と満足の声が寄せられた。
一方、製作時間30時間と比較的短いのが「1/24
零戦」。
カウリング、プロペラ、車輪、機銃など金属部品も多用し零戦の52型丙タイプを精巧に再現している。
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