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- ID:
- 29464
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0116
- 見出し:
- オーストリア製集材車、国内初導入 関市の木材会社が実演会
- 新聞名:
- 岐阜新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140116/201401160910_21764.shtml
- 写真:
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- 記事
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山林の間伐材をより多く、より効率的に搬出できるオーストリア製のタワーヤーダ(集材車)と自走式搬器を、関市の木材会社が国内で初導入し、15日に同市内でシステムの実演会が行われた。
同システムは、同市東町のカネキ木材(大野公之社長)が林野庁の補助事業を利用して購入した。
間伐材は従来、山林に作業道を作ってワイヤロープを巻いて搬出していたが、道路周辺の間伐材しか搬出できず、遠く離れた区域は伐採したまま材木を放置していた。
同システムはワイヤ1本で集材車と支柱となる木をつなぎ、作業道を作らず、500メートル以上離れた場所の間伐材も搬出できる。
木材を運ぶ自走式搬器はコンピューターで制御され、同様の国産システムより強力で作業の迅速化、省力化が可能となる。
システムの費用は約4千万円
実演会は、同市上之保の市有林で行われ、全国の林業者ら約100人が参加。
高速で間伐材を搬出する様子に参加者は目を見張っていた
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