v11.0
- ID:
- 30808
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0620
- 見出し:
- 木製おもちゃ開発へ、博物館と大学タッグ…
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140620-OYT8T50082.html
- 写真:
- -
- 記事
-
木製のおもちゃや世界のオルゴールを展示する現代玩具博物館・オルゴール夢館(岡山県美作市湯郷)は、県北産の木材を使った新しい木製玩具の開発に向け、幼児教育学科がある美作大学(津山市北園町)の地域生活科学研究所と共同研究を行うことになり、19日、覚書を交わした。
同博物館は、1995年に旧東粟倉村が同村に開設し、2010年に市が現在地に移転。
木製玩具やオルゴールなど約5000点を所蔵している。
一方、同研究所は2003年、地域活性化に教育研究のノウハウや人的資源を活かそうと設立。
地域や自治体と連携し、食品開発などの活動を続けている。
この日は同博物館で調印式が行われ、橋爪宏治館長と同研究所の中田稔准教授が「玩具の開発に地域の森林資源を活用する」などとする5項目の覚書に署名、押印した。
同館では今年中に試作品を製作し、来年3月頃に完成品を作りたいとしている。
橋爪館長は「3歳児から遊べるようなおもちゃを作り、将来的には商品化したい」と話し、中田准教授も「学生の意見なども取り入れながら、子どもたちが繰り返し遊べるおもちゃを作りたい」と意欲を見せた
fff: