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    ID:
    30802
    年:
    2014
    月日:
    0628
    見出し:
    製材加工が業績アップ 駆け込み需要が影響
    新聞名:
    紀伊民報
    元UR(アドレス):
    http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=276046
    写真:
    【写真】
    記事
    和歌山県田辺市の龍神村森林組合(真砂佳明組合長)は25日、同市龍神村東の組合事務所で総会を開き、2013年度は消費税増税前の駆け込み需要の影響で住宅建築の消費が拡大し、建築資材を生産する製材加工部門で大幅に売り上げを伸ばしたことを報告した。
    森林組合は「13年度は、深刻 な赤字が続いていた製材加工部門を含む多くの部門で計画を上回る成果を上げることができた。
    気を緩めることなく、一層の経営・財務内容の健全化に努める」と話している。  全国的に見ると13年度は、消費税増税前の駆け込み需要などが影響し、住宅着工数は前年度比10%以上増の98万戸。
    低迷していた木材価格も昨秋以降、急速に回復し木材市場にも活気が戻った。
    現在は駆け込み需要の反動で木材価格はゆっくりと下降気味だが、国産材やバイオマス発電の需要が 高まっていることから、以前と比べて「底堅い状況」という。  そのような情勢の中、同森林組合では、特にいままで深刻な赤字が続き、経営改善の足を引っ張っていた製材加工部門が、駆け込み需要を受けて売り上げの量、金額ともに大幅に増加。
    収益は前年度比23・2%増の1億6444万1517円だった。
    過多であると指摘を受けていた在庫も大幅に縮小したが、 仕入れや電力、燃料などの価格上昇により、黒字にはわずかに届かなかった。  龍神材などを中心に各地の木材が集まる木材共販所の13年度の取扱量は、2万8630立方メートルだった。
    過去最高となる3万2447立方メートルを記録した前年度には及ばなかったものの過去10年で2番目に多い。
    売上額は3億9954万円で前年度比3・4%減となったが、木材の平均単価は1万39 55円で前年度比9・5%増だった。  また、公共事業が拡充されたことから、森林保育などの森林整備事業の収益も伸びた。  14年度の事業計画については、製材加工部門で龍神材としての付加価値を高めて販売を促進し赤字の脱却を目指すことや、組合が指定管理者として運営している道の駅「龍神」(龍神村龍神)で地域と連携した営業活動に取り組むことなどとした。  組合では「13年度は多くの部門で成果を上げることができた。
    林業を取り巻く環境は楽観できないが、今後は将来を担う人材の確保・育成、職員・従業員の待遇改善にも取り組んでいきたい」としている。 ■組合長に真砂さん再選   任期満了に伴う役員改選もあり、組合長に真砂佳明さんを再選した。
    2期目  組合長以外の役員は次の皆さん。
    ◎は新任。
    任期は3年  副組合長=上森力▽理事=久保利明、◎栗原一仁、小坂正彦、寒川鉄夫、◎田ノ岡孝、野田哲朗、松本嘉郎、若井浩平▽監事=石神節司、岩手仁士、古久保倫夫 【業績の好調が報告された龍神村森林組合の総会(和歌山県田辺市龍神村東で)】 fff:

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