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    ID:
    30324
    年:
    2014
    月日:
    0430
    見出し:
    木材の積極利用に向けて 建築仕上学会・環境フォーラム
    新聞名:
    ペイント&コーティングジャーナル
    元UR(アドレス):
    http://www.coatingmedia.com/news/archives/2014/04/post_6499.html
    写真:
    -
    記事
    日本建築仕上学会は3月19日、都内の会場で「第10回建築仕上環境フォーラム」を開催した。
    今回は木材を取り上げ、木材の利用促進への国の施策、内外装の木質化事例と構法開発に関する最新状況、構造材として普及しつつあるCLT(Cross Laminated Timber)などについて講演がなされた 近年、木質構造材として欧米で実物件が増加しているCLTについては建築研究所の中島史郎氏が講演した CLTは、挽き板などを横方向に並べたものを、繊維方向を互いに直角にして積層接着をした材料で、主に構造材として利用される オーストリアで1990年代に開発されヨーロッパを中心に急速に普及、2011年には45万㎡の生産に至っているという。
    CLTの建物は一般的な木造住宅の約2倍の木材使用量となり、サスティナブルな木材資源の利用の観点から注目が高まっている CLTは大きなパネル形状の製品を工場で生産、開口加工なども施され、工場で生産された壁パネル、床パネル、屋根パネルなどを現場に搬入し、ビスや接合金物などを使って組み立てる ヨーロッパでは集合住宅や学校、商業施設など10階建て程度の高層建築がCLTで建てられている。
    一方、日本でも高知県大豊町でCLT第1号物件が建設されているが、材料規格こそ制定されているものの、基準強度や材料認定などは未整備で、木材利用促進の観点からも早急な整備が求められている フォーラムではこの他、「木造住宅等振興施策について」(国土交通省住宅局・林田康孝氏)、「内外装の木質化事例」(ニチハ・永易征道氏)、「内外装木質化の開発と事例:熱処理と防火処理」(越井木材工業・荘保伸一氏)、「木の力を再発見―木化推進の試み」(住友林業・杉本貴一氏)など充実した内容 の講演が行われた fff:

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