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- ID:
- 30272
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0424
- 見出し:
- 木の椅子に「柔らかさ」 斉藤望遺作展 大月
- 新聞名:
- 朝日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.asahi.com/articles/ASG4P3RT3G4PUZOB006.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
個性豊かな木の椅子を作った木工作家、故・斉藤望さん(1943~2012)の遺作展が、大月市大月町真木のギャラリー民(みん)で開かれている。
茶色系の二十数点の椅子を展示し、多様な座り心地を楽しめる。
ケヤキ、カエデ、桜など広葉樹を使い、いずれもノミと彫刻刀で仕上げた。
座ると木に特有の柔らかさを感じる。
斉藤さんは「日本人のお尻に合うように作った」と家族に話していたという。
座面にはノミが形作った柔らかな起伏があり、手触りも楽しめる。
斉藤さんは京都府で椅子を作り、真木在住の兄・博さん(78)をたびたび訪れた。
博さんは「頑固な弟だったが、作品は親しみ深く落ち着いている」と話す
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