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- ID:
- 30208
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0416
- 見出し:
- 地元産木材の利用促進へシンポ
- 新聞名:
- 京都新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20140416000163
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
地元産木材の利用促進策を考えるシンポジウム「木で、未来をつくろう!in滋賀県」が、大津市におの浜1丁目のピアザ淡海で開かれた。
木造住宅の普及や間伐材の利活用などについて、研究者や建築関係者らが意見を交わした。
京都新聞と全国地方新聞社連合会が主催し、約100人が参加した。
滋賀県立大教授で建築家の松岡拓公雄氏が講演し、資材置き場の建設などの実例を示しながら間伐材の活用方法を紹介。
「間伐材を利用することで森林の維持につながる。
人は木の中にいると安心できる。
木はパートナーだと認識
してほしい」と呼びかけた。
パネル討論には県木造住宅協会の根縫徹也会長や松岡氏ら6人が出席。
根縫会長は木造住宅の長所について「維持管理をしっかり行えば200年でも利用できる。
環境にも優しい」とアピールした。
坂田徳一・坂田工務店社長は「手入れされていない森林では細い木ができ、土砂崩れが起きる。
木は人が使って循環させなければならない。
製材業や大工などの職人が働く場所も生み出せる」と強調した。
松岡氏は「木の良さに対する理解がまだ足りない。
子どもへの教育が必要」と提言した
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