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- ID:
- 30181
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0412
- 見出し:
- 挽物木地、体験を 砺波の庄川木工協がコーナー
- 新聞名:
- 富山新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/TH20140412411.htm
- 写真:
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- 記事
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庄川木工協同組合(砺波市)は、同市庄川町の庄川水記念公園内にある挽物(ひきもの )実演コーナーに庄川挽物木地を制作することができるミニろくろを設置し、12日から 、皿や花立てを作るろくろ体験を始める。
同組合は、子どもたちに木工体験を通じて、伝 統の技を広く知ってもらいたいとしている
庄川木工協同組合は毎週土日、実演コーナーで組合員が木地作りの実演を行ってきた。
しかし、庄川木工には庄川流域の伝統工芸である五箇山和紙の紙すきや井波彫刻のような 体験施設がなく、木工体験を望む声を受けて、新たにミニろくろを設置した。
庄川挽物木地は庄川地区が藩政期から木材集積地として栄えたことを背景に、1868 (慶応2)年に越後屋清次が創始したと伝えられる。
器物(うつわもの)を主流とし、美 しい木目が特徴となっている。
となみブランドにも指定されている。
ミニろくろ体験は木地を削って磨く作業を行い、20~30分程度で制作する。
危なく ないよう組合員が付いて指導する。
材料費込みで1回千円。
毎週土日に体験できる。
嶋田数男理事長は「制作を体験し、庄川木工の伝統技術を知ってほしい」と意気込んで いる
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