v11.0
- ID:
- 30031
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0330
- 見出し:
- 地域木材の活用を議論/高松でシンポジウム
- 新聞名:
- 四国新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20140331000125
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
地域の木材の利用や消費拡大などを考えるシンポジウム「木で、未来をつくろう!in香川県」(四国新聞社、全国地方新聞社連合会主催)が30日、香川県高松市玉藻町のアルファあなぶきホール多目的大会議室であった。
参加者はパネルディスカッションや講演を通じて、香川の森林資源の現状、地域材
の活用事例などについて議論を深めた。
シンポは、地域材を使った新築住宅やリフォームなどを行うともらえる「木材利用ポイント」事業の普及や、元気な森づくりを進める機運を高めようと、全国47都道府県で開催。
市民ら約150人が参加した。
パネルディスカッションには、林野庁職員や地元有識者ら5人が登壇。
県木材協会の樋口浩良会長は、マツの代替で植えた県産ヒノキについて、「強度、香りとも高く品質がいい。
流通量はまだ少ないが、販売量拡大に向け準備を進めている」と説明。
林野庁の末松広行林政部長は「森林率47%の香川
は、四国の他の3県の森林も活用することで、経済活動に貢献できる」と語った。
建築士の立場から、県総合建設センターの山口美芳さんは「地域材も外国産材も同じ木。
それぞれの特徴を生かし、適材適所で活用すれば木の持つ能力をしっかり発揮できる」と強調。
エフエム香川パーソナリティーの市川智子さんは「最近、薪(まき)ストーブを利用する人が増えており、薪は間伐材の
有効活用につながる」と話した。
このほか、林業をテーマにした映画「WOOD JOB!(ウッジョブ)」の試写会もあった
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