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- ID:
- 29940
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0318
- 見出し:
- 王子グループ、木材製品の販社設立[製造]
- 新聞名:
- MSN産経
- 元UR(アドレス):
- http://nna.jp/free/news/20140318idr003A.html
- 写真:
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- 記事
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王子ホールディングスは17日、インドネシアに木材製品の輸出入を手掛ける販売子会社を設立したと発表した。
需要の高まる同国向けに販売するほか、アジアの他国への輸出拠点とする考え。
2015年3月期には13億7,000万円の売上高を目指す
グループ企業の王子グリーンリソースの完全子会社である王子木材緑化を通じ、東ジャワ州スラバヤに王子フォレスト・プロダクツ・インドネシアを2013年12月に設立した。
資本金は30億ルピア(約2,700万円)。
王子木材緑化が90%、マレーシア完全子会社の王子ペーパーアジアが10%をそれぞれ出資した。
現地法人の社長には、王子ホールディングスが34%を出資する現地の植林会社コリンティガ・フタニ(KTH)の取締役を務めていた大原寛信氏が就任。
従業員6人体制で今月に営業を開始した。
KTHを含む現地で操業する企業のほか、タイ、ベトナム、ミャンマー、ニュージーランドなどのグループ会社や取引先から仕入れた木材製品をインドネシアで販売する。
同国内で加工した製品はアジア各地にも出荷する。
王子ホールディングスはインドネシアでこれまで、KTHなどから仕入れた製品を日本を中心に輸出していた。
現地ではユーカリやアカシアなどの木材が豊富なほか、経済成長に伴い木材製品の需要が高まっていることから販社を設置。
海外の重要拠点のひとつとして拡販を狙う。
スラバヤはインドネシアの木材加工拠点となっているため選択した。
需要動向に応じて現地に加工工場を持つことも視野に入れている
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