v11.0
- ID:
- 29385
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0107
- 見出し:
- 西粟倉産スギの割り箸導入 村内小中学校の給食用
- 新聞名:
- 山陽新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2014010721075841/
- 写真:
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- 記事
-
岡山県西粟倉村は7日から、小中学校(各1校)の給食用食器として、間伐材で作った割り箸の利用を始めた。
間伐材の活用に力を入れている村の取り組みを子どもたちに理解してもらうのが狙い
村産スギの間伐材を主原料に、村の第三セクター「西粟倉・森の学校」(同村影石)が製造した。
プラスチック製から切り替え、箸を使う献立の日は毎日使用。
費用は村教委が負担する。
初日は西粟倉中(同村影石)で利用が始まり、同社社員が「割り箸を使うことが、村の森林を守ることにもなる」と説明した後、食事を開始。
全校生徒と教職員計約30人は割り箸を使ってサラダなどをおいしそうに口に運んでいた。
1年男子(13)は「持ちやすく、木の香りもいい」と満足そうだった。
西粟倉小(同村長尾)は8日から切り替える。
使用後の箸は同社が回収し木を乾燥させるための燃料にする。
同村は、小規模な森林を村民らから預かって一括管理する「百年の森林構想」を推進。
大量に出る間伐材を同社が割り箸や床板などに加工、販売している
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