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- ID:
- 29675
- 年:
- 2014
- 月日:
- 0216
- 見出し:
- 木材利用計画 公共工事で2万1000立方メートル 県推進本部が庁内決定
- 新聞名:
- 岩手日日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_38108.html
- 写真:
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- 記事
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14~16年度木材利用計画
県公共施設・公共工事木材利用推進本部(本部長・千葉茂樹副知事)は、2014年度から3カ年の次期「県公共施設・公共工事木材利用推進行動計画」を庁内決定した。
森林・林業の活性化に向け、県の公共施設や公共工事に木材利用を促進する中で、3カ年の木材利用目標を2万1000立方メー
トルと定めた。
復興事業でピークを迎える災害公営住宅をはじめ、県立病院や高校の内装整備などに県産材を活用する。
現行動計画は10~13年度の4カ年で、木材利用の目標数量6万6000立方メートルに対し6万9709立方メートルの使用実績で、達成率106%を見込む。
特に東日本大震災の影響から当初の目標数値などを見直し、応急仮設住宅の建築では約4万7000立方メートルの木材を11年度に使用した。
次期計画は16年度までの3カ年の公共施設整備に1万3500立方メートル、公共工事に7500立方メートルの合わせて2万1000立方メートルを目標に据えた。
部局別では県土整備部が1万3005立方メートルと全体の6割を占め、災害公営住宅を中心に復興整備などに用いる。
医療局は524立方メ
ートルを主に県立病院の内装に活用する。
県教委は497立方メートルを見込み、盛岡農業高校の耐震改修や付属施設整備などに活用する。
本県の森林面積は117万2000ヘクタールと北海道に次ぐ全国2位の広さがあり、県では木材需要の向上を重要施策に挙げる。
本部長を務める千葉副知事は「震災で復旧・復興事業が進められているが、被災地はもとより県内経済の活性化に木材利用は極めて重要。
次期計画に沿って、引き続き林
業県として県産材の利用促進に取り組んでいく」と話した
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