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    ID:
    29601
    年:
    2014
    月日:
    0205
    見出し:
    思い出の音色再び、余った部材で木工職人がピアノ復元/川崎
    新聞名:
    カナロコ
    元UR(アドレス):
    http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1402040034/
    写真:
    【写真】
    記事
    注文家具などを手掛ける傍ら、古くなったピアノを家具として再生する作業に取り組む川崎市宮前区の木工職人柴原勝治さん(53)が、余った部材を用いて1台のピアノを製作した。
    「持ち主が愛した音色を広く共有したい」。
    そんな思いで、生まれ変わったピアノを地域に無料で開放したいと考えている。  「夫の形見としてピアノを残しておきたい」。
    そんな女性の相談から始まった「再生プロジェクト」。
    これまで、それぞれの家族の思い出が詰まった計4台をテレビボードや机などの家具としてよみがえらせてきた。  「解体し、家具に変身させる。
    果たしてその繰り返しで良いのか」。
    柴原さんの胸の内には、いつしかこんな疑問が募るようになった。  きっかけは昨年3月。
    分解前のピアノが楽器としての役割を終える前に「お別れコンサート」を自身のギャラリーで開いたときだった。
    このピアノは「亡き母が50年近く大切にしていた」という都内の女性によって持ち込まれたもの。
    コンサート中、ピアノの音色を楽しむ女性やその家族の笑顔の裏に「その音がなく なってしまうことへの悲しみがあるように感じた」と柴原さんは言う。  そこで、家具への再生と同時進行で同じ形のピアノを作ろうと思い立った。
    外枠の木材で家具を手掛ける一方、鍵盤やフレーム、ハンマーなどの部材と新たに用意した木材を組み合わせ、もとのピアノそっくりの1台を仕上げることに成功した。  柴原さんは今、地域の子どもたちにこのピアノを弾いてもらえたらと考えている。
    毎月第4日曜日に無料開放の日を設け、地域の交流や音楽教室などとして利用してもらうという構想だ  「この先も楽器として生かし続けたい」。
    持ち主が長年愛情を注いできたピアノの音色が、この先大勢に受け継がれていくことを願っている。  ピアノ教師らからの申し込みを受け付け中。
    使用時間などの相談・問い合わせは柴原さん電話080(1266)5028 fff:

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