v11.0
- ID:
- 29280
- 年:
- 2013
- 月日:
- 1221
- 見出し:
- トマトの「木」が世界一に認定-北海道恵庭市
- 新聞名:
- 時事通信
- 元UR(アドレス):
- http://www.jiji.com/jc/c?g=jfn&k=2013121900647&mogi
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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北海道恵庭市にある環境と農業のテーマパーク「えこりん村」で1株から育てられたトマトの枝が85.46平方メートルにも広がり、ギネス世界記録に認定された。
従来の記録は、米フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内の研究施設で育てられた56.73平方メートルだった
同村でのトマト栽培は8年前に始まり、「植物の生命力の素晴らしさを多くの人に伝えたい」と継続している。
毎年、苗のうち1株を選んで「とまとの森」と名付けられた100平方メートルのビニールハウスで、土を使わない水耕栽培で育てている。
11月下旬に植えた株を成長に合わせ、根元から高さ約1メート
ルのところで横方向に伸びるよう誘引し、実を大きくするために枝を間引く「わき芽摘み」もしないようにした。
この方法で、最初の年は約1万3000個、2年目以降も毎年約1万5000個の実を収穫。
今年も例年並みの計1万4738個が取れた。
担当の高橋克拓さんによると、枝の広がりも毎年直径9メートル
ほどと大きかったが、今年正式に計測したところ、世界記録に認定されたという
来年の「木」も、既に栽培が始まっており、来年4月上旬には実が赤くなり始める見込み。
成長の様子は、冬期休園から再開する時期に合わせ、同19日から無料で一般公開される。
高橋さんは「今後は『一度に実っているトマトの数』などの記録に挑戦する際に、来園者も参加して楽ししんでもらえるようにし
たい」と話している
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