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- ID:
- 29191
- 年:
- 2013
- 月日:
- 1209
- 見出し:
- バイオマス発電へ木材チップ製造工場建設
- 新聞名:
- 山陰中央新報
- 元UR(アドレス):
- http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=542980006
- 写真:
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- 記事
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松江市で木質バイオマス発電を計画する松江バイオマス発電(同市大井町)に、燃料となる木材チップを供給する製造工場が、同市八幡町に建設されることが9日、明らかになった。
発電所が稼働する2015年4月に合わせ、須佐チップ工業(出雲市佐田町)が整備。
松江市が建設・整備費などを補助する
松江バイオマス発電は、文具製造のナカバヤシ(大阪市)の子会社。
燃料のチップ供給では、県素材流通協同組合(事務局・浜田市片庭町)と6月、相互協力の覚書を交わしており、須佐チップ工業は同組合のメンバー
松江市内でのチップの供給施設整備は、市議会の一般質問に答え、松浦正敬市長が明らかにした。
市によると、市土地開発公社が同市八幡町に所有する約1万5200平方メートルの土地を市が買い取り、製造工場分の敷地約1千平方メートルを須佐チップ工業に売却する予定。
14年秋ごろをめどに完成させる工場では、年間約3万1700トンのチップが製造できる。
残りの約1万4200平方メートルは、木材集積場として、市が松江森林組合に貸し出し、市内で伐採した木材を約3カ月間保管・乾燥させ、チップ材にするという。
同市大井町の島根ナカバヤシ松江工場の敷地内に建設される発電所から約4キロの距離にある。
主に県西部からの運搬を想定していた木材チップの運搬費が抑えられ、市にとっても、市内の森林整備につながるとして、建設・整備費などを補助する考え
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