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    ID:
    29131
    年:
    2013
    月日:
    1129
    見出し:
    木玉プール被災地の子へ
    新聞名:
    読売新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20131128-OYT8T01419.htm
    写真:
    -
    記事
    鹿児島大教育学部の学生たちが、県産の杉の間伐材で作った遊具を福島市の子どもたちへ届ける活動に取り組んでいる。
    直径4~5センチの球形の「木玉」約600個を六角形の木枠(1辺約50センチ、深さ約30センチ)に入れ、中に入ってボールプールのように遊んでもらう計画。
    メンバーは「木のぬくもり や感触を楽しんでもらい、少しでも笑顔になってほしい」と話している。
    (峰啓)  企画したのは、木工を専門に研究している同学部技術専修4年、中俣滉さん(23)ら5人。
    東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で、福島の子どもたちは外で遊んだり海で泳いだりする機会が少ないと知り、専門分野で被災地に貢献できないか考えた。  下見や準備のため9月に福島県いわき市の仮設住宅を訪問。
    被害の大きさや復興が十分に進んでいない現状を目の当たりにし、ものづくりで少しでも貢献したいとの思いを強くしたという。  遊具は7月から製作を始めた。
    まず、県産の杉角材から立方体のブロックを作り、加工装置で粗削りした。
    「一人でも多くの人に関わってもらい、福島と鹿児島をつなぐ懸け橋になれば」と、仕上げは同大教育学部付属中の生徒に呼びかけ、約40人が協力して手作業で行った。  26日に付属中で行われた仕上げ作業では、2種類の紙ヤスリを使ってトゲをそいだり、表面を滑らかにしたりした。
    1年の柳田佳那さん(13)は「被災地の方が笑顔になれば、私たちも元気をもらえる。
    みんなで楽しく遊んでほしい」と、福島に思いをはせた。  費用は大学が全学負担する。
    遊具は12月中旬に福島大付属幼稚園(福島市)に届けられ、その後、福島市内の幼稚園を巡回する予定という。
    中俣さんは「多くの人の手で作られ、ぬくもりが詰まっている。
    鹿児島から一足早いクリスマスプレゼントを贈りたい」と話している fff:

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