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    ID:
    29065
    年:
    2013
    月日:
    1121
    見出し:
    京大、ホルムアルデヒド含まない人・木材に優しい弱酸性接着剤を開発
    新聞名:
    日刊工業新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820131121eaab.html
    写真:
    【写真】
    記事
     京都大学生存圏研究所の梅村研二准教授は、シックハウス症候群の原因となる有機化合物として知られるホルムアルデヒドを含まない木材用接着剤を開発した。
    水に溶けやすい糖と天然成分主体のリン酸化合物で構成している。
    特許出願済みで現在、製品化を目指して企業と連携の検討に入った。 開発した接着剤を使ったパーティクルボードの試験製造(梅村准教授提供)  梅村准教授は2011年に糖とクエン酸、木の皮の成分であるタンニンを混合した接着剤を開発。
    今回は、そのノウハウを応用する形でスクロースなど水溶性の高い糖と天然ガス由来の成分でできたリン酸化合物を混ぜた。
    160度C、3―5分程度で木質材料を圧着できる  先行開発した接着剤や既存の接着剤は酸性度合いが高く、木質材料周辺の金属の錆びやすさに影響を及ぼす可能性があった。
    新開発の接着剤は無機化合物由来の添加剤を加えた。
    この処置を施し、水に分散して溶かした場合、水溶液は弱酸性か弱アルカリ性を示すという  この水溶液を接着剤として作成したパーティクルボードなどの木質材料は、水に浸すと水が弱酸性を示すようになる。
    梅村准教授は「人体にやさしい接着剤だが、製造された木質材料も木材自体と同等の弱酸性を示すため、木材にもやさしい」としている fff:

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