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    ID:
    28909
    年:
    2013
    月日:
    1017
    見出し:
    古代の製材法「打ち割り」北陸初披露 高岡・勝興寺でこども大工教室
    新聞名:
    北國新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20131020201.htm
    写真:
    【写真】
    記事
    勝興寺こども大工教室は19日、高岡市伏木古国府の重要文化財・勝興寺で開かれ、園 児と児童14人が北陸で初披露となる室町時代末期に途絶えた鑿(のみ)を使った製材法 「打ち割り」の技術を目の当たりにし、大工の知恵に触れた  打ち割りは、特殊な両刃の鑿を使って木を縦に割る方法。
    古代から行われてきたが、縦 引きののこぎり「大(お)鋸(が)」の登場で1本の木からより多くの部材が切り出せる ようになると、鑿とともに姿を消した。  製法は古い絵図に記されるのみだったが、勝興寺設計監理事務所の東坂和弘所長(56 )が17年前、他の文化財の解体修理現場で部材に残った鑿の跡を見つけ、鑿を再現して 復活させた。
    以来、各地で製法を伝えており、今回は4回目の実演となった。  田中健太郎保存修理工事棟梁ら宮大工が長さ3メートル、直径40センチのヒノキの丸 太に木づちで鑿を打ち込み、木や鉄でできたくさび形の「箭(や)」を幾つも差し込んで 隙間を広げながら木を縦に分断した。
    角材を鑿で加工する「鑿割り」も披露した。  高岡市西条小3年の大﨑爽平君は「小さな鑿でも木が切れるのは知らなかった」と驚き を見せた。
    東坂所長は「これまでは専門家の前でしか実演しておらず、子どもにとって貴 重な経験」と話した fff:

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