v11.0
- ID:
- 28829
- 年:
- 2013
- 月日:
- 1021
- 見出し:
- 木材利用ポイント(3)地域材の活用先も拡大
- 新聞名:
- 産経新聞
- 元UR(アドレス):
- http://sankei.jp.msn.com/life/news/131021/trd13102108000005-n1.htm
- 写真:
- 【図・表 】
- 記事
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4月から始まった国の木材利用ポイント制度を受けて、住宅業界の動きが活発になっている。
登録された住宅施工業者で今年度中に工事を着工すれば、住宅新築の場合で1棟当たり最大60万円相当のポイントが得られ、地域の農林水産品などへ交換できる。
適用を受けるためには、柱や梁(はり)にスギやヒノキ、カラマツなどを5割を超えて使うなどの要件がある。
消費増税前の駆け込み需要を取り込みたい住宅メーカー各社は、ポイント対象住宅の開発に力を注いでいる。
構造材に使う地域材の割合を増やしたり、全面的に国産地域材へ切り替えたりするメーカーもある。
ポイントで割高感が緩和されるため、木曽ヒノキや秋田スギといったブランド材を採用し、付加価値を高めた住宅の供給も加速している。
北欧材が主流の木造住宅「シャーウッド」シリーズに、純国産材モデルを加えた積水ハウスの小林啓二広報部長は「国産材の調達を通じて地域の生産者などと新たなネットワークが築けた。
ポイント制度のおかげで施主の選択肢も広がっている」と話す
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